【3Dモデル】春日井市立西部中学校 長袖(ジャージ)(旧モデル:〜2023)

解説

春日井市立西部(せいぶ)中学校は市の西北部に位置する中学校です。

西部中学校の旧モデル体操服は、半袖体操服・ジャージ上下・ハーフパンツの4点セットで構成されていました。このモデルは2つのメーカーが製造を担当し、基本寸法や材質に差異がありました。
ロイヤルブルーを基調としたジャージとハーフパンツが特徴です。

ジャージは上下あり、ロイヤルブルーに白い線が随所に入ったオーソドックスなデザインになっています。

上ジャージはフルジップタイプで、裾絞りがありません。胸元に横1本、袖に2本の白いラインが通ります。胸元にハーフパンツと同じデザインの「SEIBU」ロゴが入り、その下にオレンジ色で名字の刺繍が入ります。両サイドにポケットあり。

裾絞りがない代わりに、裾のところに紐が入っていて紐を結ぶことで裾を絞ることができますが、大半の生徒はこれを「ダサい」として取り外してしまいます。
ファスナーを胸元の白い線のちょっと上くらいで止め、襟を折るのが主流の着方。半袖体操服の青い襟が見える着方です。上までファスナーを上げて襟を立てて着用する生徒は少数派で、この着用スタイルは男子が多めです。
2008年頃は、ファスナーの位置がもう少し下が主流でした。

下ジャージは上と同様、両サイドに2本の白線が通るデザイン。左ポケットの左下に「SEIBU」ロゴと名字の刺繍が入ります。ポケットあり。

日常的に下ジャージを着る生徒はかなり少なく、ほとんどの生徒は冬でもハーフパンツ姿。下ジャージを着用する機会はきわめて少なく、下ジャージを購入しない家庭も。
ちなみに、西部中学校では学校単位でウィンドブレーカーの指定がありません。

同校では2024年春より新モデルが導入され、このモデルは旧モデルとなりました。生徒がこれを現行モデルとして着用するのは2023年入学世代が最後で、2026年3月には(お下がりで着る生徒を除き)現役で着用する人がいなくなる見込みです。体操服のデザインは大きく変わりましたが、ロゴデザインは踏襲されました。
少なくとも20年以上にわたり採用され続けてきたものであり、市内随一で規模の大きい同校なので、(このページを作っている私も含め)少なく見積もっても5千人は袖を通してきたであろう体操服。個人的には新モデルよりもエネルギッシュでいいデザインだと思うのですが・・・。

このジャージですが、あまりにもオーソドックスすぎるデザインがゆえに、生徒からは非常に不評でした(笑)
卒業生の私も現役時代、柏原中学校のようなスポーティーなジャージを見てしまっているので、他校のジャージが羨ましくなるくらいにはダサいと思ってました。

でも、今となってはそのダサさが逆に好きです。

前から
後から
ジャージ上下のセットアップ

スペックデータ

ジャージ上下

製造メーカー・ブランドカンコー
材質(身頃)ポリエステル95%・綿5%
※手元にある個体のデータであり、すべての個体がこの数値ではありません。

ハーフパンツ

製造メーカー・ブランドカンコー
材質(身頃)ポリエステル95%・綿5%
※手元にある個体のデータであり、すべての個体がこの数値ではありません。

ほとんどのお店はカンコー製を取り扱っています。2023年に廃業なされた個人店が唯一、ゆとりある大きめのサイズを希望する顧客の要望に沿うかたちで、別のメーカーに製造を委託し販売なされておられました(販売店の方より閉店当時話をお伺いし、判明しました。このお店ではカンコー製も並行して販売されていたとのことです)

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